Hello! from Bob Foundation
exhibition/project
<こんにちは、ボブファウンデーションです>20周年展覧会
2022年11月、東京高田馬場ケーススタディスタジオBaBaBaにて、ボブファウンデーション20周年記念展覧会を開催しました。春先に「あっ、今年で名乗って20年じゃん!」と思い出して、皆さんに挨拶のタオルでも(なんでもいいのだけど。。。)作って配ろうかと思っていたけど、やっぱり展覧会にしよう思い立ち、開催する運びとなりました。
展示は、今までやってきたプロジェクトの中から印象に残っているものを中心に、新たに作り直したり、ちゃっかり新作商品の発表・販売もしちゃったり。もちろん、クライアントの仕事もディスプレイしましたが、現存しないものもたくさんあり、記録写真をスライドショーにてスクリーニングすることに(それでも2006~8年以前のドキュメントで見つからないものも多々あり涙)。
また、できる限りイベントを盛り込みたいと、シルクスクリーンプリント体験や、デザインを手掛けた工作絵本のワークショップ、フードスタンドの出店、トークイベントなどを企画。今回も、ただ単に作ったものを陳列して見てもらうのではなく、少しでも触れて体験できて共有できれば、一緒に楽しめると思いました。
ごあいさつ:
こんにちは、Bob Foundation です。
名乗って 20 周年になりました。大きな目標や大義名分もあったわけではなく、面白そうだなってことを、割と直感的に気の赴くまま、その場、行き当たりでやってきました。ただ 20 年という時間を思うと、本当に心から皆様のおかげだと、つくづく思います。せっかくの区切りの年。今までやってきたことを振り返ってみようと思い立ちました。改めてみてみると、まあまあいろんなことをやってきた事に自分達でも気づいたのです。せっかくなので、皆さんにもぜひみていただきたく思います。20 年もやっていると、前半の私達しか知らない人たち、そして今の私達しか知らない人たちがいます。自分達のべースは変わらない気がするけど、アウトプットの仕方も変わったし考え方も変化しました。もちろん歳もとりました。皆さんに「こんなことをやってきたよ、ボブは。」という履歴を、手を汚して作ってきた自分達のプロジェクト中心に展示物を並べたいと思います。何はともあれ、こんにちは、またははじめまして、ボブファウンデーションです。
String Lottery:2004年ストックホルムにてコミュニケーションをテーマに個展を開いた際、日本の屋台にあるような千本くじ、糸引くじの巨大版を制作し現地の人に体験してもらいました。ちょうど近所の東京日暮里にある駄菓子の問屋街が開発でなくなることもあり、賞品は駄菓子、そのパッケージデザインも楽しんでもらいました。今回はその復刻版を再現、来場者に体験してもらいました。さらには、展示会場の前を通学路にしている地元の子供や家族にも世代を超えて楽しいでもらうことができました。
RINGRING:上記同じくストックホルム、コミュニケーション展にて発表したテキスタイルデザインの元生地。モチーフは、電話の受話器と本体を繋ぐグルグルとした電話線。当時2色展開で作った反のレッドバージョン。
第四十二番プレリュード:地元近隣の風景を撮った16ミリフィルム作品(ビデオ化)。2005,6年頃の群馬ビエンナーレヤングアーティストにて発表。学生時代作ったフィルム作品、第四十二番の前奏曲として作ったもので、当時は14インチのブラウン管モニターとVHSビデオデッキ一式をひと作品として発表。今回は24インチモニター&VHSテープにて展示を再現。
ストール:DAILY BOBで展開しているストールの新作2種。
DAILY BOBで展開しているハンカチのデザイン原盤。モチーフとなった写真に直手描きペイントしたもの。
EATING is CELEBRATION of LIFE:シルクスクリーンプリント。
上記クライアントワーク
2022年11月19日(土)~11 月27日(日)
協力:MINI Japan/株式会社成田商店/有限会社スコープ